【フォルクル (Volkl)2022-2023モデルスキー板】ロシニョールの2022-2023年モデルスキー板より基礎スキー向け、オールラウンドモデルを紹介

フォルクル(Volkl)2022-2023モデル

ドイツに本社を置くスキー板のトップブランド。純競技用はRACE TIGER WC COMP、RACE TIGER WCがラインナップされている。その設計や技術を受け継ぐ形で、技術戦や検定合格を目指す基礎スキー向けとしてRACE TIGERシリーズがラインナップされている。オールラウンドモデルとしては数種類のセンター幅を持つDEACONシリーズがある。

RACETIGER (レースタイガー)シリーズ

RACETIGER SL MASTER ( レースタイガーSL マスター)

RACETIGER_SL_MASTER
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
165 126-67-98 12.6

基礎・技術戦・プライズ

エキスパート

価格(税込):¥148,500(スキー板+プレート)

技術選を目指すアスリートのための小回りモデル。純競技用と同等の構造、芯材が採用されている。レース用プレートであるピストンプレートも搭載されている。純競技用に近いスキー板であり、エキスパートモデルの中でも、乗りこなすためには高い技術が求められる。165cmのワンサイズの展開。

RACETIGER SL (レースタイガーSL)

RACETIGER_SL
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
150 126-67-102 10.2
155 11.0
160 11.8
165 12.6
170 13.4

基礎・検定

エキスパート

価格(税込):¥156,200(rMOTION3 12GW BK/RD GWセット)

フォルクルの基礎スキー向けスキー板の中で高い人気を持つ小回り用モデル。エキスパートモデルではあるが1級レベルのスキーヤーでもその性能を引き出せる板。回転性能も高く、スイングウェイトも軽いため、軽快なショートターンを繰り返すことが出来る。昨季モデルまで搭載されている振動吸収システムUVOに替わり、トップ部にカーボンファイバーが編み込まれるTFP(テイラードファイバープレースメント)が採用されている。これによりトップ部の軽量化が実現され操作性を向上させている。システムビンディングもrモーション2からrモーション3に進化し、たわみや走りを引き出しやすくなっている。

RACETIGER GS (レースタイガーGS)

RACETIGER_GS
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
168 126-67-102 15.4
173 16.4
178 17.5
183 18.6

基礎・検定

エキスパート

価格(税込):¥156,200(rMOTION3 12GW BK/RD GWセット)

基礎スキー用の大回りモデルに位置づけられる。標準装着のプレートとビンディングにはrモーション3が採用されており、センター部のたわみを非常に引き出しやすく設計されている。一般的に基礎スキー向けであっても大回りモデルは長さやフレックスの観点から敬遠される傾向があるが、当スキー板は前述の通りたわみを作り易く、板のたわみをコントロールしながら、中回りから大回りまでを楽しむことが出来る。扱いやすいだけでなく、ターン後半の走りも大きな魅力。振動吸収システムUVOに替わる、トップ部にカーボンファイバーが編み込まれるTFP(テイラードファイバープレースメント)も採用されている。

 

DEACON (ディーコン)シリーズ

DEACON 72 (ディーコン72)

DEACON72
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
158 125-72-103 15.4
163 16.4
168 17.5
173 18.6
173 18.6

オールマウンテン

上級

価格(税込):¥154,000(rMOTION3 12GW BK/RD GWセット)

オールマウンテンスキーの位置づけであるが、性能としてはオールラウンドタイプの基礎スキー板に近い(以前基礎モデルとして人気のあったプラチナムシリーズのSWやSDに近いイメージ)。トップ&テールロッカー形状になっており、ターン始動もし易く高速ターンだけでなく、低速でも高い操作性を見せてくれる。74mmのセンター幅の効果もあり、ハードパックされた整地から深雪、湿雪、不整地、コブまで様々なシチュエーションで高い滑走性能を発揮してくれる。レースタイガー同様に、TFP(テイラードファイバープレースメント)やrモーションⅢシステムビンディングを搭載していることからもこのスキー板の高い実力を見ることが出来る。